神戸市長田区の小売市場「長田中央いちば」が、30日で営業を終えることが分かった。戦後間もない1946年に長田神社近くで発足。95年1月の阪神・淡路大震災で全壊したが、いち早く仮復旧し、4年後に再建を果たした。近年は組合員の高齢化などで営業店舗が減り、維持費負担が重いことから約80年の歴史に幕を下ろす。(広岡磨璃)
同市場は戦後の闇市を経て「長田更生市場」として発足。近隣の長田公設市場(現NAGATA食遊館)や、長田神社参道の商店街とともに、地元住民の台所として親しまれた。
神戸市長田区の小売市場「長田中央いちば」が、30日で営業を終えることが分かった。戦後間もない1946年に長田神社近くで発足。95年1月の阪神・淡路大震災で全壊したが、いち早く仮復旧し、4年後に再建を果たした。近年は組合員の高齢化などで営業店舗が減り、維持費負担が重いことから約80年の歴史に幕を下ろす。(広岡磨璃)
同市場は戦後の闇市を経て「長田更生市場」として発足。近隣の長田公設市場(現NAGATA食遊館)や、長田神社参道の商店街とともに、地元住民の台所として親しまれた。