貯蔵容量が5万立方メートルと、商用規模では世界初となる液化水素貯蔵タンクのイメージ図(川崎重工業提供)
貯蔵容量が5万立方メートルと、商用規模では世界初となる液化水素貯蔵タンクのイメージ図(川崎重工業提供)

 川崎重工業(神戸市中央区)は7日、商用規模では世界初となる液化水素貯蔵タンクの製造を、播磨工場(兵庫県播磨町)で始めたと発表した。貯蔵容量は5万立方メートルと、神戸市中央区の神戸空港島にある実証用タンクの約22倍の大きさ。完成後の2029年度に、川崎市に建設予定の液化水素サプライチェーン(供給網)商用化実証基地に設置する。