多くの関係者が参列した角和夫さんのお別れの会=大阪市北区、ホテル阪急インターナショナル
多くの関係者が参列した角和夫さんのお別れの会=大阪市北区、ホテル阪急インターナショナル

 阪急阪神ホールディングス(HD)の元会長で、4月に76歳で死去した角和夫さんのお別れの会が28日、大阪市内のホテルで開かれた。関西経済連合会の松本正義会長や大阪府の吉村洋文知事ら約1200人が参列。阪急と阪神の経営統合など、関西経済の発展に奔走した故人の功績をたたえ、しのんだ。

 宝塚市出身の角さんは1973年、阪急電鉄に入社。阪急HD社長として、ライバルの阪神電気鉄道との経営統合を決断し、阪急阪神HDが発足した2006年から11年間、社長としてグループを率いた。宝塚歌劇団の理事も務めた。