6万件もの特許を保有する三菱電機が、自社の知的財産を他社にオープンにして新たな製品開発につなげたり、新規事業を展開したりする「共創活動」を進めている。6月には、先端技術総合研究所(尼崎市)で長年研究してきた汚れを防ぐコーティング技術を用いた新事業が、青森市の企業との協業で始まった。三菱電機は技術資産を特許取得で「守る」だけでなく、他社に公開、提供して新たな地平を切り開く「攻め」にも活用していく考えだ。(石川 翠)
6万件もの特許を保有する三菱電機が、自社の知的財産を他社にオープンにして新たな製品開発につなげたり、新規事業を展開したりする「共創活動」を進めている。6月には、先端技術総合研究所(尼崎市)で長年研究してきた汚れを防ぐコーティング技術を用いた新事業が、青森市の企業との協業で始まった。三菱電機は技術資産を特許取得で「守る」だけでなく、他社に公開、提供して新たな地平を切り開く「攻め」にも活用していく考えだ。(石川 翠)