関西電力子会社の関電不動産開発(大阪市)は、神戸・旧居留地にある宿泊特化型ホテル「KOKO HOTEL(ココホテル)神戸三宮」(兵庫県神戸市中央区浪花町)を6月末に取得した。同社は大阪や京都、東京などでホテルを所有、運営しているが、兵庫県内で取得するのは初めて。
ココホテル神戸三宮は2008年、リゾートトラスト(名古屋市)の「ホテルトラスティ神戸旧居留地」として開業したが、22年4月、新型コロナウイルス禍による稼働率の悪化を受け、営業を終了した。ホテル運営・投資を手がけるポラリス・ホールディングス(東京)が物件を譲り受け、同年7月にココホテルとして再オープンした。