給湯器から銅製の熱交換器を取り出し、さらに分解する作業者(ノーリツ提供)
給湯器から銅製の熱交換器を取り出し、さらに分解する作業者(ノーリツ提供)

 給湯器大手のノーリツ(神戸市中央区)は、使用済み給湯器を回収して再資源化し、新たな給湯器の材料にする取り組みを始めた。30年までに、回収した素材の使用率を銅で25%、アルミニウムで20%に高めるのが目標だ。資源の枯渇リスクが年々高まっており、回収量を増やして循環型経済(サーキュラーエコノミー)の実現を目指す。