ジャパンエンジンコーポレーションが新設するアンモニア燃料エンジンの工場(右端)の完成予想図(同社提供)
ジャパンエンジンコーポレーションが新設するアンモニア燃料エンジンの工場(右端)の完成予想図(同社提供)

 船舶用エンジンのジャパンエンジンコーポレーション(明石市)は、アンモニアを燃料とするエンジンの工場を本社内に建設する計画を明らかにした。国の補助を受けて約199億円を投じ、2028年10月の完成を目指す。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さないことから同エンジンの引き合いが増えており、海運業界の脱炭素化に向けた需要増に備え、大規模投資に踏み切る。(大島光貴)