神戸製鋼所(神戸市中央区)が12日発表した2025年3月期連結決算は、純利益が前期比9・7%増の1201億8千万円で過去最高となった。自動車や船舶向け材料などで値上げが浸透し、税金費用も減少した。ただ26年3月期は電力部門などを中心に減収減益を予想する。「不透明な部分が多い」として、トランプ米政権による関税施策の影響は織り込まなかった。
神戸製鋼所(神戸市中央区)が12日発表した2025年3月期連結決算は、純利益が前期比9・7%増の1201億8千万円で過去最高となった。自動車や船舶向け材料などで値上げが浸透し、税金費用も減少した。ただ26年3月期は電力部門などを中心に減収減益を予想する。「不透明な部分が多い」として、トランプ米政権による関税施策の影響は織り込まなかった。