北播磨地域で生産されたもち麦とマルヤナギ小倉屋の商品=加東市上田
北播磨地域で生産されたもち麦とマルヤナギ小倉屋の商品=加東市上田

 モチッとした食感が特色の大麦「もち麦」の栽培面積が、加東市を中心とする北播磨地域で広がっている。栽培開始から8年で甲子園球場43個分になった。同市に主力工場がある蒸し豆・つくだ煮製造のマルヤナギ小倉屋(神戸市東灘区)が、地元農家に栽培を呼びかけた。値上がりが続くコメの一部をもち麦に置き換える節約術も注目を集め、引き合いが増えている。(長尾亮太)