JR住吉駅(神戸市東灘区)直結の商業施設「リブ」と、その核テナント「シーア」が26日、大規模改装を経てリニューアルオープンした。店舗づくりに込めた狙いなどを両施設の担当者に聞きながら、買い物客でにぎわう店内を巡った。
■「シーア」改装で最も力を入れたのは総菜の充実
まずは生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)が運営するシーアへ。コープこうべにとって「本店」と言える存在だ。改装を担当した西門正徳さんが、1階食料品売り場を案内してくれた。入り口付近にあるのは果物コーナー。ゴールドキウイが山積みされ、パイナップルやミカン、カットフルーツの盛り合わせなどで彩られていた。
その隣にあったのは、ケーキやタルトなどのスイーツコーナーだ。通常のスーパーだと、果物の隣には野菜が並ぶことが多い。「思い切って果物と野菜を切り離しました」と西門さん。さらにスイーツコーナーの隣には、サラダや総菜のコーナーが広がっていた。