物件がある地域の洪水リスクがひと目でわかるウィルの物件検索サイトのイメージ(同社提供)
物件がある地域の洪水リスクがひと目でわかるウィルの物件検索サイトのイメージ(同社提供)

 不動産売買のウィル(宝塚市)が、防災を意識した物件検索サイトづくりに注力している。検索した物件周辺のハザードマップが見られる現サイトの機能を拡充し、今月末からは売り出し中の物件一覧をハザードマップ上に表示して、ひと目で災害リスクが分かるようにする。阪神・淡路大震災からまもなく30年。サイト開発に至った背景には、同社の担当者が「防災意識はすぐに薄れる」と実感した経験があるという。(塩津あかね)