阪急宝塚駅に設置される生成人工知能(AI)案内端末の画面イメージ(阪急電鉄提供)
阪急宝塚駅に設置される生成人工知能(AI)案内端末の画面イメージ(阪急電鉄提供)

 阪急電鉄は11月5日、生成人工知能(AI)を搭載した端末を駅構内に設置し、利用客を音声や文章で案内する実証実験を、宝塚駅(宝塚市)で始める。乗り換えルートや駅構内、周辺施設について口頭で質問すると、阪急の制服を着たキャラクター「AIさくらさん」が答える。来年4月中旬まで続け、回答の精度や有用性を検証する。

 端末は改札口にある「ごあんないカウンター」に設置。日本語のほか、英語、中国語(簡体字と繁体字)、韓国語に対応する。画面上に並ぶ「乗換案内」「駅構内」「周辺案内」のボタンをタッチして音声で尋ねると、「AIさくらさん」が回答する。これら以外の内容も質問できる。