タクマが受注した尼崎市の新たなごみ処理施設のイメージ(同社提供)
タクマが受注した尼崎市の新たなごみ処理施設のイメージ(同社提供)

 環境装置メーカーのタクマ(尼崎市)は、尼崎市から新たなごみ処理施設の建設などを受注したと発表した。焼却・リサイクル・し尿処理の各施設を集約して整備し、2031年度の稼働を目指す。ごみ焼却からの発電効率は国内最高水準の25%以上とし、施設から出る二酸化炭素(CO2)を抑える。

 設計から建設、運営までの業務を鴻池組など6社と共同で受注した。クリーンセンター第1工場(同市大高洲町)を解体した跡地に建設し、31年4月から20年間の運営を予定。契約金額は725億円(税抜き)。