スマートフォンの専用アプリを使った電気自動車の充電サービスについて説明する関西電力の担当者=神戸市西区竜が岡1
スマートフォンの専用アプリを使った電気自動車の充電サービスについて説明する関西電力の担当者=神戸市西区竜が岡1

 関西電力は8日、イズミヤショッピングセンター西神戸(SC、神戸市西区)で、電気自動車(EV)の充電サービス「カンモビチャージ」の提供を始めた。スマートフォンの専用アプリで予約し、全国初という時間帯別料金を採用。キャッシュレス決済やクーポン配信など、充電以外のサービスも提供する。

 政府はEV充電設備を2030年までに全国で30万口とする方針を掲げるが、22年度で約3万にとどまる。充電インフラの整備ニーズが高まる中、関電は新たに充電事業に参入。25年3月末までに1500基の設置を目指している。