神戸新聞NEXT
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 新紙幣の流通が7月3日に始まるのを前に、兵庫県内の金融機関が準備を進めている。ATMの対応はほぼ完了。20年前の新紙幣発行時は窓口の職員を増やすところもあったが、今回は問い合わせは低調といい「キャッシュレス化が進み、特段の対応はしない」(県内信用金庫)との声も。初日に出回る紙幣の量は限られ、両替を始める時期は各機関でばらついている。

 初日の7月3日で、対応が最も早いのは神戸信用金庫(神戸市中央区)だ。午前10時過ぎから一部店舗で両替や払い出しに応じ、午後1時ごろには全店舗に拡大する。尼崎信用金庫(尼崎市)も同2時ごろ、全店の窓口で両替対応を始める。播州信用金庫(姫路市)も両替可能だが、券種の指定はできない。