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 関西電力やJR西日本など6社は11日、姫路地区を起点に、製造過程で二酸化炭素(CO2)を出さない「グリーン水素」の大規模輸送・利活用に向けた調査を始めたと発表した。鉄道網や通信ケーブルの管を使った輸送法などを検討し、2030年代の水素供給網確立を目指す。

 6社は両社のほか、JR貨物、NTT、NTTアノードエナジー、パナソニック。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択された。調査は25年度まで。