事業継承に向けた協議についての会見を開いた神戸市と神戸農政公社、白鶴酒造の関係者。今年中の継承を目指すという=15日午後、神戸市役所
事業継承に向けた協議についての会見を開いた神戸市と神戸農政公社、白鶴酒造の関係者。今年中の継承を目指すという=15日午後、神戸市役所

 「神戸ビーフに合うワインを」。1970年代、第13代神戸市長の宮崎辰雄氏(故人)の肝いりで始動し、神戸ブランドの象徴である「神戸ワイン」が転機を迎えた。市は地元・灘五郷の大手蔵元とのタッグで、商品力アップや販路拡大に期待をかける。