イカナゴを求めて集まる人たち。1キロ当たり最高8千円程度の高値で販売された=11日午前、明石市本町1(撮影・斎藤雅志)
イカナゴを求めて集まる人たち。1キロ当たり最高8千円程度の高値で販売された=11日午前、明石市本町1(撮影・斎藤雅志)

 春を告げるイカナゴのシンコ(稚魚)漁は11日、播磨灘で初日を迎えたが、極度の不漁により、わずか1日で打ち切りが決まった。兵庫県水産技術センター(同県明石市)が「過去最も厳しい」とした予報が的中。漁港での入札額や、鮮魚店での販売価格は跳ね上がった。