兵庫県信用組合(神戸市中央区)は3月1、2日、設立記念日に合わせた「感謝デー」を全24店舗で開く。各支店が所管する地域の観光産業を盛り上げようと、地元の観光スポットを紹介するコーナーを設置。子ども向けのイベントもある。全職員が西脇市周辺の地場産業「播州織」のシャツやブラウス、小物を着用して応対する。
昨年に続き2回目。本店営業部(神戸市中央区)では神戸港の歴史を伝える写真展を開催。八千代支店と中町支店(いずれも多可町)は、2025年大阪・関西万博に合わせた県の体験型観光事業「ひょうごフィールドパビリオン」を紹介する。来店者に花や文具を配布するほか、スーパーボールすくいもある。
播州織のシャツなどは、地域の特産品を職員自身が身に着け、良さを周囲に広めてもらおうと、800万円超をかけて同信組が一括購入し、職員に2着ずつ支給した。制服のある職員はリボンタイを着ける。この日がお披露目となり、4日以降も業務中に着用する。
午前9時~午後3時。2日は休業日のため、イベントのみ開催する。同信組総合企画部TEL078・391・6332
(高見雄樹)