90年ぶりに「里帰り」した「日本髪の娘」=9日午後、小磯記念美術館(撮影・大田将之)
90年ぶりに「里帰り」した「日本髪の娘」=9日午後、小磯記念美術館(撮影・大田将之)

 特別展「小磯良平展-幻の名作『日本髪の娘』」(神戸新聞社など主催)が10日、神戸市立小磯記念美術館(同市東灘区向洋町中5)で開幕する。9日に内覧会があり、140点が公開された。

 今展の目玉で展覧会名にある「日本髪の娘」(1935年)は神戸市出身の小磯が中央区山本通のアトリエで描いた。長らく所在不明だったが、2008年、韓国国立中央博物館が所蔵していることが判明。交渉の末、今回、90年ぶりの「里帰り」がかなった。

 小磯記念美術館の岡泰正館長は「感無量。日本髪に着物という伝統美を、小磯ならではの油彩技法でモダンに描いた100号の大作。間近で見てほしい」と話している。

 3月22日まで。午前10時~午後5時。一般1200円など。月曜日休館(1月12日と2月23日は開館、翌日休館)。同美術館TEL078・857・5880

(津田和納)