藤井聡太王位は「有馬天然水サイダー(氷あり)」と「マンゴージュース(氷あり)」=16日午後、神戸市北区有馬町、中の坊瑞苑(撮影・斎藤雅志)
藤井聡太王位は「有馬天然水サイダー(氷あり)」と「マンゴージュース(氷あり)」=16日午後、神戸市北区有馬町、中の坊瑞苑(撮影・斎藤雅志)

 将棋の「伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦」(神戸新聞社主催)7番勝負第2局は16日午後3時、2日目のおやつの時間となった。両対局者とも「まさか!」の内容に。挑戦者の永瀬拓矢九段(32)は、ケーキと飲み物、計6品を注文。対して、藤井聡太王位(22)=竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将=は、おやつを頼まず、飲み物だけをオーダーした。

 永瀬九段は季節のフルーツケーキ、チョコレートケーキ「カルマ」、加えて白玉冷やしぜんざいを要望。飲み物として、氷なしのマンゴージュースとパインジュース、シロップ付きのアイスミルクティーも注文した。撮影用に並んだトリプルコンボの甘いボリュームに、記者とカメラマンもびっくり。副立会人の船江恒平七段(38)=加古川市=は「脳を使うので、エネルギーの消費が半端ないんでしょうね」と思いやった。

 藤井王位は、対局場となる有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」特製の「有馬天然水サイダー」とマンゴージュースを氷ありで頼んだ。同館の担当者によると、「藤井さんが、氷ありで注文されるのは珍しい」とか。

 第2局は終盤の入り口にさしかかっている。(津田和納)

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