永瀬拓矢九段が2日目の昼食に選んだ「神戸牛肉うどん膳・大盛」と氷なしのアイスミルクティー=16日午後、神戸市北区有馬町、中の坊瑞苑(撮影・丸山桃奈)
永瀬拓矢九段が2日目の昼食に選んだ「神戸牛肉うどん膳・大盛」と氷なしのアイスミルクティー=16日午後、神戸市北区有馬町、中の坊瑞苑(撮影・丸山桃奈)

 将棋の「伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦」(神戸新聞社主催)7番勝負第2局は2日目。16日午後12時半からの昼食休憩には、両対局者ともスタミナたっぷりのメニューをチョイス。午後からの決戦に向け、エネルギーを蓄える。

 藤井聡太王位(22)=竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将=は、「淡路産鱧と夏野菜の天婦羅とうどん膳」を注文した。対局場の有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」内にあるレストラン「旬彩猪名野」が、地元・兵庫県の旬の味を楽しんでもらおうと、淡路島で捕れたハモを用意。小野市産の小麦粉「ふくほのか」を使用した冷やしうどんとセットになっており、県産の味の魅力が詰まったメニューになっている。

 永瀬拓矢九段(32)は昨日と同じ、「神戸牛肉うどん膳」を頼んだ。2日連続での大盛り。通常は、肩ロース肉60グラムで提供するが、永瀬九段に満足してもらおうと100グラムで対応した。結果、うどんを覆うほどのボリュームに。旅館の担当者は「昨日は完食されていた。気に入っていただけたようでうれしい」とコメントした。

 両対局者が注文したメニューは、同旅館のレストランで食べられる。「淡路産鱧と夏野菜の天婦羅とうどん膳」(税込み2970円)、「神戸牛肉うどん膳」(同3850円・期間限定で大盛りは対応不可)。(津田和納)

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