イングランドの丘に仲間入りする「こまち」(東京動物園協会提供)
イングランドの丘に仲間入りする「こまち」(東京動物園協会提供)

 南あわじ市八木養宜上(ようぎかみ)の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」に、コアラ1匹が新たに仲間入りする。

 名古屋市の東山動植物園の「こまち」(雌、8歳)で、種の保存と繁殖のため借り入れる。22日に来園の予定で、検査などを経て、早ければ5月中旬に公開を始める。

 「こまち」はオーストラリア北東部に生息する北方系コアラ。東山動植物園で生まれ、繁殖適齢期で出産経験がある。現在は繁殖研究のため、東京都の多摩動物公園で飼育されている。

 イングランドの丘では、昨年3月に東山動植物園から来園した、同じ北方系の「ノゾム」(雄、4歳)とのペアリングを想定。飼育担当者の後藤敦さん(43)は「無事に到着してもらい、健康に過ごして元気な赤ちゃんを産んでくれたら」と期待を寄せている。

 イングランドの丘のコアラは南方系2匹、北方系5匹の計7匹になる。(内田世紀)