■神院大付7-0三田祥雲館 大勝発進で昨秋の県大会準優勝の力を見せつけた神院大付で、とりわけ目立ったのはエース谷口。3者連続三振3度の計9奪三振で6回無失点と、盤石の投球を見せた。 本来は変化球中心に打たせて取るタイプだが、この日は高めの直球に威力があり、格好のつり球に。カーブも交えてタイミングをずらし、次々と空振りを奪った。「テンポ重視で投げていたら、意外に三振が取れた」とほほ笑んだ。 難しい初戦に送り出した岩上監督も「背番号1が好投するとチームが落ち着く」と納得顔。谷口は「勝ち進むと直球だけでは難しい。制球などを上げていく」と気を引き締めた。(伊丹昭史)【高校野球特集ページ】こちら【選手名鑑ページ】こちら