ゴールデンウイーク、皆さんはいかがお過ごしですか。私は陸上競技のトラックシーズン真っ只中(ただなか)で、神戸市での日本パラ陸上競技選手権や静岡国際陸上で走りまわっていますよ。これから8回にわたりコラムを書かせて頂きますので、宜(よろ)しくお願いしますね。
先(ま)ず、神戸は私にとって特別な場所だというお話から。高校時代「天才少女」と言われた黄金時代がありました。でも世に出るまで色々(いろいろ)あったのです。高校3年生の時に、千葉市でショッピングモールの開業を記念した10キロのロードレース大会が開催されました。そこで私、33分台で走ったのですが、当時の日本記録は37分位(くらい)。4分近くも速かったため「距離が短いのでは?」と信じて貰(もら)えず、その後1万メートルの記録会にも出場しました。また33分台で走ったのに、今度は「1周足りなかったのでは?」と信じて貰えず。挙げ句の果てに「男では?」と、病院で性別検査も受けたのです。失礼ね~。
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