新ひょうごの医療

飲み薬の処方、配送の状況について語る兵庫県薬剤師会常務理事の西川真司さん(左)と吉田太郎さん=神戸市中央区下山手通6、県薬剤師会館
新型コロナウイルスの飲み薬として昨年末に国内で初承認された「モルヌピラビル」が、兵庫県内でも、医療機関の処方を受けた薬局から患者の元へ配布されるようになった。県薬剤師会の常務理事であり、加古川、高砂市の薬局9カ所を持つ吉田太郎さん(58)と、明石市内で薬局3店を営む西川真司さん(52)に、この薬の薬局での取り扱い状況や、今後の展望を聞いた。
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- コロナ禍を生きる 開発、普及進む飲み薬の現状
2022/2/13~2022/2/13
新型コロナウイルスのオミクロン株が流行する中、軽症者が自宅でも使え、医療機関の負担を減らす飲み薬への期待が高まっている。今回は、開発、普及が進む飲み薬の現状を取り上げる。昨年12月に初めて承認された米製薬大手メルクの「モルヌピラビル」に続き、2月10日に米ファイザーの「パキロビッド」が承認。塩野義製薬(大阪市)も今月中の承認を目指し、治験と生産を進めている。(井川朋宏)

