ブラウン管のような形の台座に乗る高柳健次郎の胸像と記念碑=浜松市中央区の静岡大浜松キャンパス
ブラウン管のような形の台座に乗る高柳健次郎の胸像と記念碑=浜松市中央区の静岡大浜松キャンパス

 大正天皇(てんのう)が死去し、昭和が始まった1926年12月25日、世界初の発明が日本で生まれました。これがテレビ。実験に成功したのは浜松(はままつ)高等工業学校(浜松市、今の静岡大工学部)の研究者、高柳健次郎(たかやなぎけんじろう)でした。「テレビの父」と言われます。