「覚えるのは1分、極めるには一生」のキャッチフレーズで知られるオセロ。相手の石をはさんで裏返(うらがえ)し、最終的に石が多いほうが勝ちというルールはシンプルながら、数多くの攻略(こうりゃく)法があって奥深(おくふか)いところが魅力(みりょく)といわれています。昨年12月、神戸市内で開かれた「第11回兵庫県子ども会オセロ大会」で悲願の初優勝(ゆうしょう)を果たした丹波(たんば)市立山南中学校2年の荻野絢花(おぎのあやか)さん(14)は「終盤(しゅうばん)までじっと力を蓄(たくわ)えて、最後に石をいっぱいひっくり返せたときが一番楽しい」と魅力を語ります。(井原尚基(いはらなおき))