教員の働き方改革推進のため全国に先駆け都が設立した公益財団法人TEPRO(ティープロ)のブース。幅広い年代の多彩な参加者が集まった=東京都教委提供
 教員の働き方改革推進のため全国に先駆け都が設立した公益財団法人TEPRO(ティープロ)のブース。幅広い年代の多彩な参加者が集まった=東京都教委提供

 経済協力開発機構(OECD)が10月に公表した2024年の国際教員指導環境調査(TALIS)の結果によると、日本の教員の週当たりの仕事時間は小学校52・1時間、中学校55・1時間で、前回18年調査よりいずれも4時間減ったものの世界最長だった。授業時間は国際平均より短いが、学校運営や事務業務が長く、部活動も中学校で平均を大きく上回った。