1週間前のKCCOの第162回定期公演、プログラムはモーツァルトの交響曲第39番とベートーヴェンの第3番「エロイカ」であった。序曲も協奏曲もなく地味に見える演目だが、この2曲は、今日生きてこれを聴けたと感謝したくなるような、また人生とは何かと問うような、実に実の詰まった作品なのである。お聴きになった方は如何お感じになっただろうか。来られなかった方は大変惜しいことをされた…いやもちろん、逃した魚は大きいものと世の中決まっている。
1週間前のKCCOの第162回定期公演、プログラムはモーツァルトの交響曲第39番とベートーヴェンの第3番「エロイカ」であった。序曲も協奏曲もなく地味に見える演目だが、この2曲は、今日生きてこれを聴けたと感謝したくなるような、また人生とは何かと問うような、実に実の詰まった作品なのである。お聴きになった方は如何お感じになっただろうか。来られなかった方は大変惜しいことをされた…いやもちろん、逃した魚は大きいものと世の中決まっている。