第７部・古野電気・古野幸男氏
（２）新天地へ ２０年分の有価証券報告書並べ学ぶ
2023.05.27
帝人時代の古野幸男社長。オイルショックなど激動の１９７０年代を過ごす中で、ものづくりの基礎を学んだという（古野電気提供）
日本が高度経済成長を謳歌していた１９７１年、古野幸男氏（７５）は総合化学メーカー帝人に入社。繊維の本場である大阪で、仕事を覚えていった。２年後、第１次石油危機が起こり時代の雰囲気は一変する。
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