第2部・ロックフィールド・古塚孝志氏
(1)中食文化けん引 こだわりの味、素材で絶えず進化
百貨店の地下食品売り場などで総菜を買って帰り、家で食べる「中食」。デリカテッセンと呼ばれる欧州の食のスタイルを日本に持ち込み、根付かせてきたのが、総菜メーカーのロック・フィールド(神戸市東灘区)だ。業界のトップ企業を率いるのは、入社以来、生産畑を歩んできた古塚孝志社長(57)。主力ブランド「RF1」を中心に、消費者目線で愚直においしさや価値を追求し続ける。
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