第6部・巨大生協の未来
【上】賀川の精神、もう一度 馬場一郎理事長に聞く
創設から1世紀を超えた生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)。今、大きな課題を抱えて新たな世紀を歩み始めている。昨年3月には前組合長が解職される不祥事が表面化。高齢化や格差、貧困などの社会的課題の解決に加え、組織を正す再発防止が求められる。生協の原点は、組合員のくらしを守ること。「もう一度、創設時の原点に立ち返ることが大事」。馬場一郎理事長(63)は話す。(聞き手・横田良平、撮影・坂井萌香)
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。