干支をモチーフにしたガラス製の作品=11月25日、富山市の富山ガラス工房
 干支をモチーフにしたガラス製の作品=11月25日、富山市の富山ガラス工房

 富山市にはガラス工芸にちなむ公立施設が三つある。同市ではかつて、薬売りで知られる製薬の周辺産業として薬瓶の製造が盛んだった。戦後プラスチックが普及し、薬瓶製造はすたれたが、市は美術館に工房、専門教育機関と3施設を整備し「ガラスの街」を国内外にPRしている。(共同通信=野尻稀海)