気象庁=東京都港区
 気象庁=東京都港区

 気象庁は2日、線状降水帯の直前予測と発生情報に不具合があり、適切に発表されない状態となったと明らかにした。当面、通常と異なる発表方法に切り替える。情報を発信するシステムに何らかの不具合が出たとみられ、原因を調査している。

 気象庁によると、同日午後5時半と7時に高知県西部、7時40分に高知県西部と中部、8時半に徳島県北部で直前予測の基準を満たした。大雨などの観測はできており、同庁は午後8時50分ごろに徳島と高知に別の方法で直前予測を発表した。

 高知県では四万十町にレベル4大雨危険警報が出た。同町では1時間で50ミリ以上の非常に激しい雨が降った所があった。

 線状降水帯の直前予測は、発生する2~3時間前を目標に、発生の可能性が高まったことを速報する。3時間雨量が150ミリに達することが予想されるなどの条件がそろった際に発表される。5月28日から提供を開始し、試験では問題は生じていなかったという。

 半日前に予測する情報は別のシステムで、問題なく発表されている。