安達結希さん(京都府警提供)
 安達結希さん(京都府警提供)

 虫好きで昆虫図鑑をよく読んでいた-。京都府南丹市で行方不明になり、遺体で見つかった市立園部小の安達結希さん。同級生や保護者らは活発で優しい子と語るが、父親の話題になると表情が曇ったという。遺体が見つかった山林近くの献花台には22日、結希さんを悼み、数え切れないほどの花や菓子が供えられていた。

 献花台に夫婦で訪れた80代男性は「同い年の孫がいる。なぜこんなことになったのか」と声を潜め、手を合わせた。

 複数の関係者によると、結希さんは母親と前の夫との間に生まれた子。幼い頃、地元に戻った母親と共に南丹市に住み、園部小に入学した。学校近くのアパートで暮らした時期もあったが、昨年までに学校から約9キロ離れた現在の自宅へ移り、母親の再婚相手である安達優季容疑者と同居するようになった。

 同級生や保護者によると、友達から「ゆき」と呼ばれ親しまれていた。一方で「お父さん大嫌いや」と話すのを聞いたり、親子が参加するイベントで容疑者から「調子に乗るな」と頭をたたかれたりする場面を見た児童もいた。