砲弾破裂事故のあった大分県の日出生台演習場=21日
 砲弾破裂事故のあった大分県の日出生台演習場=21日

 大分県の日出生台演習場で陸上自衛隊の部隊による戦車の射撃訓練中に砲弾が破裂し、隊員4人が死傷した事故で、陸自の西部方面総監部(熊本市)に設置された事故調査委員会は22日、現地調査を始めた。陸自への取材で分かった。車両や砲弾に不具合がなかったかや、隊員同士の無線のやりとりなどを調べ、原因究明を急ぐ。

 陸自によると、事故が起きたのは国産の「10式戦車」と呼ばれるタイプで、訓練では対戦車りゅう弾を使用していた。陸自は安全が確認されるまで10式戦車による実射と空砲の射撃訓練を中止した。同種の砲弾を使う旧式の「90式戦車」についても、実射訓練を中止するよう各部隊に指示した。