米国防総省でヘグセス国防長官(右)との会談に臨む小泉防衛相=15日、ワシントン近郊(共同)
 米国防総省でヘグセス国防長官(右)との会談に臨む小泉防衛相=15日、ワシントン近郊(共同)

 【ワシントン共同】小泉進次郎防衛相は15日午後(日本時間16日午前)、米首都ワシントン近郊の国防総省で、ヘグセス国防長官と会談し、日米同盟の抑止力強化で一致した。沖縄など南西諸島でのプレゼンス拡大を「同盟の最優先事項」と位置付けた。改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の大幅な増産に向けた議論を進める方針でも合意した。台湾周辺や東・南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国や核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対処が念頭にある。

 トランプ米政権は国家安全保障戦略(NSS)で南北米大陸を中心とする「西半球」を最上位に置いている。日本側は、中国の軍事的威圧に懸念を深めており、米国のアジア関与を改めて確約した形だ。小泉氏は会談後、記者団に「同盟に一切の揺るぎもない」と強調した。

 両氏は、インド太平洋地域での侵略抑止に向けて、日米同盟が果たす役割を確認した。より実践的な共同訓練を南西諸島で拡充することや、防衛産業基盤の緊密な協力推進でも一致した。