【ローマ共同】ローマ教皇レオ14世は9日、共同通信など世界の主要通信社の幹部らとバチカンで面会し「情報への自由なアクセスは社会を支える柱だ。皆で守っていく必要がある」と演説した。
面会したのはロイターやAP、イタリアのANSAなど20社以上の通信社幹部ら。デジタル開発での協力を図る団体「MINDSインターナショナル」の会合でローマを訪れていた。
レオ14世は5月の教皇選出直後、世界各国から集まった数千人の記者らと会見。攻撃的な「言葉の戦争」ではなく「声なき弱者の声」に耳を傾けるよう訴えたほか、報道現場での人工知能(AI)の責任ある使用も促していた。