高松市は9日、勤務先の病院に匿名で寄せられた患者からの意見書を故意に破って廃棄したとして、市立病院の男性医師(62)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。医師は否定したが、目撃した他職員の証言などから行為を認定した。
市病院局によると意見書は公文書に当たり、廃棄は6月。医師への不満が書かれていたという。
また市消防局は、合理的な理由なく大声で叱責するなど部下へのパワハラがあったとして、男性消防司令補(47)を減給10分の1(1カ月)とした。司令補は一部を認めていないが、関係者の聞き取りから総合的に判断した。