チームで案を練り、考案した商品を発表する生徒=加古川市平岡町新在家、県立農業高校
チームで案を練り、考案した商品を発表する生徒=加古川市平岡町新在家、県立農業高校

 県立農業高校(加古川市平岡町新在家)食品科学科の3年生約30人が、石窯パン工房のマナレイア野口店(同市野口町長砂)と共同でパン6品を考案した。そのうち、ブルーベリーなどを使ったパン1品の商品化が決まった。生徒がアイデアを寄せ合い、売れ筋を模索する中で生まれた品。同店は6月初旬の発売を目指している。(田中朋也)

■食品流通、実践的に学ぶ

 商品の製造から販売までの一連の流れなどを学ぶ授業「食品流通」の一環。同校はこれまでにも酒蔵や食品メーカーと商品を共同開発するなどしている。