丹波市と包括連携協定を結ぶ武庫川女子大学の経営学部生らが、住民らと交流しながら地域課題を調査し、関係人口の創出を目指す「たんば大学」プロジェクトを始めた。同市の高校生を対象にアンケートを実施したり、地域住民を講師として招き課題について学習したりする予定。自治会活動に参加する女性が少ないことや高校生のふるさとへの愛着が、地元への定住や定着に及ぼす影響について分析する。(伊藤颯真)
経営学部経営学科健康科学総合研究所の研究員で、地域社会学が専門の藤井善仁さんによるプロジェクト。今年はゼミ生15人も参加する。藤井さんは2021年から、京都府綾部市で同様のプロジェクト「あやべ大学」に取り組む。