産官学で連携し、協定を結んだ(左から)武井一・コニカミノルタ上席執行役員、酒井隆明・丹波篠山市長、青山忠靖・事業構想大学院大学特任教授=丹波篠山市役所(同市提供)
産官学で連携し、協定を結んだ(左から)武井一・コニカミノルタ上席執行役員、酒井隆明・丹波篠山市長、青山忠靖・事業構想大学院大学特任教授=丹波篠山市役所(同市提供)

 丹波篠山市は、地元の「農」や「食」、自然、文化などを活用した地域経済活性化へ向け、電機メーカー「コニカミノルタ」(東京都千代田区)、事業構想大学院大学(東京都港区)と産官学連携プロジェクトをスタートさせた。同市などは、企業や個人事業主などを対象に、「丹波篠山事業構想プロジェクト研究」の研究会参加者を募集している。(堀井正純)

 同市など3者は9月1日付で、同プロジェクト研究に関する協定を結んだ。協定に基づき、コニカミノルタ社は同市へ企業版ふるさと納税で1125万円を寄付。研究会はその寄付金を財源に運営される。

 事業構想大学院大学は、新事業の開発を目的としたカリキュラムを実施する大学院大学。