但馬のご当地雑貨ブランド「まんぷく雑貨店」と、豊岡市竹野町竹野の宿泊施設「休暇村竹野海岸」は今春、竹野海岸の奇岩「はさかり岩」をイメージした新メニュー「合格祈願 はさカリー」を共同開発し、ランチで提供を始めた。カレーの海にライスでできた2本の岩が突き出し、間に丸い岩をかたどったカツが、はさかる(挟まる)情景を地元産食材などで再現した。「落ちない岩」としても人気で、受験生らにPRする。(阿部江利)
まんぷく雑貨店は、大阪府出身のグッズクリエーター小﨑正義さん(48)が2024年に立ち上げ、実店舗を持たずウェブで事業を展開する。「ハタハタのしおり」「ボイルホタルイカのシール」「出石皿そばの缶バッジ」などを、城崎温泉街の観光案内所や書店、但馬空港の土産売り場などで販売している。
休暇村竹野海岸とのコラボは、竹野の夏を代表する味覚、シロイカの刺し身を再現した25年の「活きイカクリアファイル」に続き2度目で、まんぷく雑貨店としては初の飲食物の企画となった。
小﨑さんは今年1月、自宅でカレーを試作した。天然色素でカレーの汁を青くし、イカスミソースを混ぜたご飯の岩に黒い唐揚げを挟んだところ、見た目のインパクトと味わいを両立できたといい、商品化を同休暇村に持ち込んだ。
休暇村では、加藤勝幸料理長(50)を中心にレシピを整えた。イカスミを合わせて炊いたご飯を握って大小の岩のように整え、挟まる岩には特産の赤イカのカツを採用した。
青い汁は白に変更し、青の天然色素で竹野ブルーの波を描いた。海にはホタルイカを泳がせて、四季の野菜などを添える。小﨑さんがデザインしたコウノトリが飛ぶ「合格祈願」の旗を立てて「荒波にも負けない。想いは落ちない」のメッセージを寄せた。
完成品を前に小﨑さんは「プロの仕事と感動した。試験や日々の目標に挑む人、原稿などの締め切りを『落とせない』人らを応援したい。雄大な自然を楽しみ、カレーを食べて、舌も心もリフレッシュしてほしい」とPRする。
カレーは要予約で、ランチ営業は午前11時半~午後1時。1人前1800円で、注文すると休暇村竹野海岸の温泉入浴サービスを無料で利用できる。同休暇村TEL0796・47・1511























