芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市山王町)3年生の牛谷匠耀(しょうよう)さん(21)=神戸市灘区出身=は、昨年の大みそかに放送された「第76回NHK紅白歌合戦」にロックバンド「サカナクション」のバックダンサーとして出演した。牛谷さんは「夢のような時間だった」と振り返り、さらなる飛躍を誓っている。(大高 碧)
牛谷さんは、人気グループ「EXILE」に憧れ、小学1年の時にヒップホップダンスを始めた。中学からはモダンダンスに転身し、神戸市文化奨励賞に選ばれたダンサーの加藤きよ子さんに師事した。
高校ではストリートダンスに挑戦し、同専門職大入学を機に豊岡市に移り住んだ。「しばりがない点に魅力を感じた」とコンテンポラリーダンスを始め、ダンス団体「心舞-Shinbu-」を立ち上げた。
紅白出演のきっかけは、昨年8月に名古屋市で開催された「全国ダンスコンテスト」に参加したことだった。同級生と2人でコンテンポラリーダンスを披露し「中高生一般スペシャル部門スモール編成」で優勝した。
コンテスト終了後、大会関係者から「年末の有名歌番組で大物歌手のバックダンサーをやってみない?」と打診があった。二つ返事で出演を決めると、日頃からよく聞いていたサカナクションのバックと分かり、喜んだという。
本番数日前から会場となった東京のNHKホールでリハーサルを重ねた。テレビで見る芸能人を間近に「一番緊張した」という本番では、約60人のダンサーらと人気楽曲「新宝島」を踊り、年末のお茶の間を盛り上げた。
「スタッフを含めプロの人たちの仕事を間近で見られてとても良い経験になった」と牛谷さん。今後はより一層「心舞」を盛り上げることが目標といい「地域の人たちも巻き込んでもっともっと大きいことを成し遂げたい」と話している。























