第69回兵庫県中学校総合体育大会を兼ねた男子第74回、女子第40回県中学校駅伝(神戸新聞社後援)は15日、豊岡市日高町の奥神鍋体育館周辺コースであり、男子(6区間19・2キロ)は稲美北(稲美町)が59分49秒で、女子(5区間12・7キロ)は星陵台(神戸市)が43分27秒で、それぞれ初優勝を飾った。
男子の稲美北は1区中川悠聖が区間賞の走りを見せると、以降もトップを譲らなかった。女子の星陵台は1区4位から順位を上げ、アンカー平野凜明が終盤に逆転して首位に立った。
県内8地区の予選を突破した男子55、女子56チームが出場。男女の優勝チームは全国中学校駅伝(12月14日・滋賀県希望が丘文化公園)に出場する。(山本哲志)
■男子4位
鷹匠・大谷祐翔主将(アンカー、8位から4人をかわして順位を押し上げ)「近畿大会出場の目標を達成できて満足。1年間、同じメンバーで協力しながら練習を続けて成果が出せた。近畿大会も力を出し切り笑顔で終わりたい」
■男子5位
大池・南俊太朗主将(3年ぶりに近畿大会出場)「近畿を目標にこの3年間頑張ってきたので今はほっとしている。神戸地区の予選で順位が下だった鷹匠に負けたことがとても悔しいが、切り替えて次は絶対に勝ちにいく」
■男子6位
上郡・田渕悠真主将(2区走者。5区の双子の兄翔真とともに区間2位で走るも近畿出場は逃し)「去年の7位から上がったがまた目標の近畿には届かなかった。先輩、保護者、先生に感謝しながら走り、最後まで力は出し切れた」
■女子4位
志方・蓑毛莉子主将(近畿大会出場は14年ぶり)「個々の選手がベストを尽くし、目標だった近畿の切符をつかみ取ることができた。1年生2人が3キロを走りチームを支えてくれた。近畿ではよりパワーアップした志方を見せたい」
■女子5位
立花・久能皐央主将(初の近畿大会出場を決め)「昨年の県大会22位の悔しさをばねに楽しみながらも全員で互いに鍛えてきた。(近畿大会まで)あと2週間、みんなと続けられる喜びを胸に練習を重ね、さらに上位を目指す」
■女子6位
播磨AC・花神未来主将(播磨、播磨南の生徒からなるチーム。初出場で近畿大会の切符は取れず)「近畿を目標にしてきたので悔しい気持ち。一つの目標に向かってみんなで練習したことで距離がなくなり、全力で走り切れた」
























