陸上の兵庫県高校ユース対校選手権(神戸新聞社後援)最終日は21日、三木市の三木総合防災公園陸上競技場であり、女子1年100メートル障害(ユースハードル=0・762メートル)は、福田花奏(滝川第二)が予選で、この高さの兵庫高校記録を0秒01更新する13秒45で走り、決勝も制した。
同2年200メートルは幸長愛美(姫路女学院)が2日前の同2年400メートルに続き、24秒78の大会新記録で優勝。男子2年ハンマー投げは、山田葵斗(社)が大会記録を0メートル01上回る61メートル78をマークし、昨年の1年生の同種目に続いて頂点に立った。
■男子2年ハンマー投げ優勝・山田葵斗(社=1本目で大会新記録)「自己ベストも出て、支えてくれた人々への感謝の思いが強い。6月からハンマーを投げずに、ターンなどの技術練習に力を入れてきたおかげで、落ち着いて投げられた」
■女子2年200メートル優勝・幸長愛美(姫路女学院=400メートルに続き大会新記録で栄冠)「新記録はよかったけど、2種目とも目標タイムに届かず悔しさの方が大きい。兵庫高校記録更新のために競る人がいなくても力を出し切れるようにしたい」