女子2年400メートル障害決勝 大会新記録で優勝した姫路飾西の家氏美和=三木市、三木総合防災公園陸上競技場
女子2年400メートル障害決勝 大会新記録で優勝した姫路飾西の家氏美和=三木市、三木総合防災公園陸上競技場

 陸上の兵庫県高校ユース対校選手権(神戸新聞社後援)第2日は20日、兵庫県三木市の三木総合防災公園陸上競技場であり、女子2年400メートル障害は家氏(いえうじ)美和(姫路飾西)が従来の大会記録を0秒06上回る1分0秒11で優勝を飾った。

 同1年100メートルは予選で11秒94をマークし、大会記録(12秒02)を19年ぶりに塗り替えた福田花奏(滝川第二)が制した。男子2年100メートルは、準決勝で大会記録を0秒04更新する10秒61で走った古今堂(こきんどう)辰弥(関学)が頂点に立った。

■男子2年100メートル優勝・古今堂辰弥(関学=準決勝で大会記録と自己記録を更新)「昨年は大会前日の右脚肉離れで欠場したので、まず優勝がうれしい。前半のぎこちなさが課題だったが、肩の力を抜いて、うまく中盤につなぐことができた」

■女子1年100メートル優勝・福田花奏(滝川第二=予選で大会記録を更新)「前日のリレーの疲れがあったけど、根性で走った。普段は悪い1本目で新記録を出せたし、決勝も向かい風2・8メートルで12秒01は自信になった。次は兵庫高校記録を狙う」