ボクシング界のホープがプロ初タイトルを手にした。兵庫県尼崎市出身の20歳、坂井優太(大橋)が15日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で日本ユースバンタム級王座決定戦8回戦に出場。2回1分43秒TKOで昨年の西日本同級新人王、宮下椋至(JM加古川)に完勝し、デビューから4戦4勝(4KO)とした。
西宮香風高では1年夏の全国高校総体(インターハイ)から出場した6度の全国大会すべてを制し、2022年の世界ユース選手権で頂点に立った逸材。高校卒業とともに世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥と同じ大橋ジムに入門した。