鹿児島国体の成年男子走り幅跳びで8位に入賞した吉田弘道=2023年10月、鹿児島市与次郎2、白波スタジアム
鹿児島国体の成年男子走り幅跳びで8位に入賞した吉田弘道=2023年10月、鹿児島市与次郎2、白波スタジアム

 兵庫陸上競技協会は、同協会登録選手の2023年ランキングを部門別に発表した。女子は田中希実(ニューバランス)が5000メートルで、現住友電工の秦澄美鈴(シバタ工業)が走り幅跳びで日本記録を塗り替えた。100メートル障害、ハンマー投げでは兵庫新記録が生まれた。男子は3000メートルの遠藤日向(住友電工)、走り幅跳びで現ガリバーの吉田弘道(神崎郡陸協)が兵庫記録を更新。110メートル障害の徳岡凌(KAGOTANI)は兵庫タイ記録を出した。

 男子は5月のセイコー・ゴールデングランプリで2種目の兵庫新記録が誕生した。走り幅跳びの吉田弘道(神崎郡陸協)は日本歴代3位となる8メートル26をマーク。これまで自身が2021年に出した8メートル14の兵庫記録からさらに12センチ更新して同大会を制し、初の世界選手権出場につなげた。吉田は100メートルの県ランキングでも首位に立った。3000メートルの遠藤日向(住友電工)も7分45秒08を出し、こちらも兵庫記録を更新。日本歴代でも4位に入る好走を見せた。